上海市当局はハロウィーンのコスプレを禁止し、警察官を多数配置。文化的自由への制限が強まる中、政府の警戒心が浮き彫りに。
例年、若者たちが集まりコスプレを楽しむ市中心部の飲食店街エリアに、多数の警察官を配置し、仮装やコスプレをした人々の入場を厳しく制限しました。
この年は、昨年までの賑やかさとは対照的に、警察による取り締まりが目立ち、白衣の仮装をした人々が警察に連行される姿も見られました。
飲食店街の入り口には「宗教や政治に関わる敏感な姿での入場は禁止」との掲示が掲げられ、当局の厳しい姿勢が示されています。
このような措置は、習近平政権が欧米文化の浸透に対して敏感になっていることや、政府に対する批判的な活動を警戒していることが背景にあると考えられます。
ハロウィーンのイベントが文化的な自由の表現として捉えられる中、上海でのこのような取り締まりは、国の文化政策や社会の動向を反映しているといえるでしょう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/e64fce76b5b66d7e7511b7c2077fe9df29c89fa7
上海におけるハロウィーンの厳しい取り締まりに関するネットのコメントでは、中国当局の過剰な警戒心が指摘されていました。
多くのコメントが、政府が人々の集まりを恐れ、反乱を避けるために厳しい規制を導入したことに対する懸念を表明していました。
特に、独裁政権の特性として、自らの立場を守るために自由を制限する様子が強調されていました。
また、日本でも同様の取り締まりを求める意見が見られましたが、その一方で「自分が不快に思うものだけを規制してほしい」という考えが危険であるとの意見もありました。
過去に上海に住んでいた人は、ハロウィーンの仮装が急速に広がったことを指摘し、政府がそれを警戒していると述べました。
さらに、取締りが治安維持のためであるとの意見もありましたが、印象操作や過剰反応に対する批判も見受けられました。
全体として、自由の制限や政府の権力行使に対する疑問が多く寄せられ、社会の安定と個人の自由のバランスについての議論が展開されていました。
ネットコメントを一部抜粋
中国当局は何か人が集まる様な事がある度に過剰に神経を尖らせている。
「次に規制されるのは自分の自由権かもしれない」という発想ができないのが不思議だ。
急速に浸透してきたから政府が規制したんでしょう。
印象操作甚だしい。
社会の安定のためには仕方ないね。