ロサンゼルスの山火事が高級住宅街に迫り、再び強風が予想される中、消火活動が続いています。ゲッティ美術館も危機に直面。
火災は7日から始まり、現在も4カ所で延焼が続いています。
火の広がりを助長しているのは「サンタ・アナの風」と呼ばれる乾燥した強風で、今夜から再びその風が強まるとの予報が出ています。
消防隊は必死に消火活動を行い、特にゲッティ美術館などの文化財を守るために空から消火剤を撒くなどの対策を講じています。
この美術館はゴッホやモネの作品を収蔵しており、年間150万人以上の訪問者があるため、その保護は非常に重要です。
火災旋風の発生も懸念されており、これは火の周囲で風の流れが急に変わる現象で、消火活動や避難を困難にする可能性があります。
現在までに16人が死亡し、1万2000棟の住宅が焼失しました。
気象学者によれば、火災が発生した当初は時速100マイルの強風が吹いており、今後も70マイルの突風が予想されているため、さらなる被害が懸念されています。
消防当局は、火災を鎮圧するために全力を尽くしていますが、依然として鎮圧の見通しは立っていません。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/7bed557528f5051b81329e7f1803082f43210519
ロサンゼルスで発生した山火事に関するコメントには、さまざまな視点からの意見が集まりました。
多くのコメントでは、ゲッティ美術館や高級住宅街が火災の危機にさらされていることに対する心配の声が目立ちました。
特に、美術館は地下に美術品を収納できる設計が施されているため、防火対策は万全であるとされていましたが、ここまでの火災を想定していたのか疑問に思う意見もありました。
また、美術館の建物自体が優れた建築美として評価されていることにも言及され、火災の影響が心配されていました。
さらに、ハリウッド近くのUCLA病院の存在や、高級住宅地の広い敷地についても触れられ、火災の広がりが信じられない光景だとする意見がありました。
過去の江戸時代の火災対策を引き合いに出し、現在の状況では同様の対策が難しいことを指摘するコメントもありました。
日本の建築基準と比較し、アメリカの住宅が木造であることに驚く声もあり、今後の建築基準の見直しが期待されるという意見もありました。
また、火災による環境への影響についても触れられ、二酸化炭素の放出に関する懸念が示されました。
さらに、消火活動に従事する消防士への感謝の意を表すコメントや、早急に美術品を運び出す必要があるとの意見もありました。
全体として、地域の安全と美術品の保護を願う声が強く、早期の鎮火を望む気持ちが伝わってきました。