北朝鮮の金正恩総書記が直面する「4つの敵」とは、自由主義諸国、新興富裕層、地方、そして体制内部の問題です。これらの要因が国の未来を脅かしています。
1990年代半ばの食糧難や金日成主席の死去を経て、金正日総書記は先軍政治や市場経済の導入で危機を乗り越えたが、金正恩の時代には新たな課題が浮上している。
まず第一の敵は、自由主義諸国、特に日米韓であるが、外圧によって北朝鮮が崩壊する可能性は低いとされる。
第二の敵は「金主」と呼ばれる新興富裕層で、彼らは市場経済の中で富を蓄え、政治に影響を及ぼすことを懸念されている。
北朝鮮当局は市場の統制を強化しているが、その結果として経済成長が鈍化し、市民の不満が高まる恐れがある。
第三の敵は地方で、北朝鮮は平壌の繁栄を最優先しており、地方からの資源収奪が続いている。
地方市民は平壌に入ることが制限されており、これもまた不満の要因となっている。
最後の敵は、北朝鮮内部の体制そのものであり、金正恩の神格化を進める一方で、国民の生活は厳しく、これが体制の安定を脅かす要因となる可能性がある。
これらの複雑な要因が重なり、北朝鮮の未来は不透明な状況にある。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/e1d00eda30f67a4ce962280a12430f7333f703c7
北朝鮮の金正恩が直面する敵に関するコメントは、国の崩壊に関する懸念や、民衆の意識、経済的な影響など多岐にわたっていました。
多くのコメントでは、北朝鮮の崩壊が近いとされながらも、実際には35年以上も独裁体制が続いていることに触れ、地理的な違いや独裁制の特性が影響しているとの意見がありました。
特に、国家の監視システムや階層化した社会構造が内部崩壊を防いでいると考えられ、国民が政府を倒すという意識よりも諦めの境地にあるという見解が示されました。
また、北朝鮮が崩壊した場合の韓国経済への影響についても言及され、韓国が統治することが自然な流れである一方、韓国経済がその状況に耐えられるのか疑問視されていました。
さらに、北朝鮮の崩壊が民衆のクーデターによって引き起こされる可能性があるとの意見もあり、教育や情報統制がしっかりしているため、国民の抵抗心は薄いとの見解がありました。
コメントの中には、北朝鮮崩壊時の難民問題に対する懸念も含まれ、日本がその準備を進める必要があるとの意見もありました。
権力者への服従が根深い文化的背景があり、金正恩に対する批判が表面化することは難しいとの指摘もありました。
最終的に、北朝鮮の独裁体制が崩壊する際には、外部からの援助の限界や、他国との関係性が重要な要素になるとの意見が多く見られました。