滋賀県の学校での定期健診は、原則着衣で実施されることが明らかになりました。男子のみ脱衣が行われた学校もあり、文部科学省からは心情に配慮した方法が求められています。
県教委の調査によると、64校中58校からの回答があり、大半の高校で着衣のまま健診が実施されたことが確認されました。
ただし、1校では「心音が聞き取れない」などの理由から、男子のみが脱衣を伴う健診が行われ、パーティションを用いて実施されたとのことです。
また、各市町の教育委員会においては、学校に対して「原則着衣で実施するよう指示した」との回答が33%に留まり、67%は学校の判断に委ねていることが分かりましたが、実際の健診方法については把握していないとのことです。
福永教育長は、生徒や保護者から学校医による対応の違いや脱衣に対する不安の声が寄せられていることも明かしました。
加えて、文部科学省は2024年1月に、検査や診察に支障がない範囲で「原則着衣」とするなど、児童生徒の心情に配慮した方法を学校に求める通知を出す予定です。
このように、健康診断の実施方法は今後も見直されることが期待されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/cfda9b3a0332eaf9c5c9d971d510c0560c8c9b0b
滋賀県の学校で定期健診が着衣で実施されることに関して、ネット上ではさまざまな意見が寄せられました。
多くのコメントでは、着衣での健診がこれまで実施されていなかった理由や、技術の進歩によって着衣でも同等の精度で健診が行えるのかという疑問が提起されました。
特に、脱衣によるメリットがある場合には、医師に見られることのデメリットも真剣に考えるべきだという意見がありました。
さらに、学校での集団健診を止め、医療機関で受診することを提案する声もあり、健康診断の実施方法について再考する必要があるとの意見が多く見受けられました。
また、女子生徒が男性医師の前で脱衣することに対する心理的な負担や人権侵害の懸念も強調され、特に思春期の生徒にとっては重要な問題であるとされました。
女子生徒には女医で対応すべきだという意見もあり、性別による配慮が必要だとする意見が多くありました。
一方で、健康診断が自己責任の範囲で任意制に切り替えられるべきだとの意見もあり、さまざまな視点からの議論が行われました。
このように、滋賀県の学校での定期健診の実施方法については、技術の進歩やプライバシー、人権の観点から多くの意見が交わされ、今後の方針について慎重な検討が求められる状況となっています。
ネットコメントを一部抜粋
着衣で健診可能であるなら、これまでも着衣でやっていたはずです。
着衣による検診が良いことのようになっているがデメリットは何なのか、よく検討してほしい。
どこかの健康診断センターで受診して学校に結果が送られる、ってのはダメなんだろうか?
女子生徒は男性医師の前で裸にされることに精神的苦痛を感じるという話です。
学校での集団検診をやめて、各家庭に任せればいいのに。