東京女子医大元理事長逮捕、運営改革へ向けた謝罪と方針

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東京女子医科大学の元理事長が逮捕され、大学に損害を与えた疑惑が浮上。現理事長は謝罪し、今後の運営改革を表明。入試制度の見直しや不正対策強化を進める方針。

要約すると東京女子医科大学の元理事長、岩本絹子容疑者(78)が、新校舎建設工事に関連して大学に不当な報酬を支払わせ、約1億1700万円の損害を与えたとして、警視庁に逮捕された。

この事件を受けて、大学は13日に記者会見を開き、現理事長の清水治理事長と山中寿学長が謝罪した。

清水理事長は、岩本容疑者の背任について詳細を把握していないとしつつも、今後の捜査に全面的に協力する意向を示した。

また、大学から流出した資金が岩本容疑者に還流していた疑惑については「大変遺憾だ」と述べた。

岩本容疑者の在任中には、強権的な姿勢やガバナンス不全が指摘されており、清水氏はその運営を「専横」と表現。

金銭に執着し、権限が集中していたことが問題視されている。

今後の大学運営に関しては、財務担当理事の設置や内部監査室の改革を通じて不正対策を強化するとともに、関係した職員への責任追及を行う方針を明らかにした。

また、第三者委員会からは、同窓会組織「至誠会」への寄付による入試の優遇の疑いも指摘されており、清水氏は現行の推薦入試の廃止を含む入試の刷新を表明した。

岩本容疑者の在任中に設立された小児集中医療室(PICU)は令和3年に活動を停止しており、山中学長はその廃止について「必要性を理解いただけず、間違った判断だった」と批判した。

清水理事長は「再構築していきたい」と語り、大学の信頼回復に向けた意欲を示した。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/9926696da823fa02b573992612630cc3262148f3

ネットのコメント

コメントの内容では、東京女子医大の元理事長の逮捕に対するさまざまな意見が寄せられました。

多くの人々は、理事長の権限が非常に強く、独裁的な運営が行われていたことが問題の根源であると指摘しました。

特に、組織のガバナンスの欠如が大きな原因であり、理事長の専横的な意思決定が誰にも止められなかったという意見が目立ちました。

このような状況が続くと、医療機関としての信頼性が損なわれ、患者にとっても不安要素となることが懸念されていました。

また、寄付金による推薦入試の問題や、医療の質への影響なども取り上げられ、真面目な学生や医師たちが気の毒であるという声もありました。

さらに、過去の問題が繰り返されないよう、しっかりとした改革が求められていました。

コメントの中には、過去の事例と比較しながら、同様の問題が他の大学や企業にも存在することを指摘する声もあり、組織全体の透明性や責任感の重要性が強調されていました。

最後には、権力と金に執着することが腐敗を招くという意見が多く見られ、組織の運営における倫理観の重要性が再認識されていました。

ネットコメントを一部抜粋

  • 問題点は異なるが日大に比し決着が早かった。

  • 元理事長も、どの段階からおかしくなったんでしょう。

  • 人の命を預かる医療大学の分野でふざけた話だ。

  • 女子医大と女子医大病院の問題の根深さは、どこまで続くのか?
  • 法人ガバナンスがなってないからだ。

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