FC東京は新体制発表会を行い、昨シーズンの悔しさを表明。新監督松橋氏のもと、戦術の転換を図りつつ、ストライカー補強や選手獲得を進める計画を明らかにしました。
川岸社長の体調不良により、代読されたメッセージでは「去年のリーグ戦は7位、カップ戦はいずれも敗退」と振り返り、東京をホームとするFC東京にとって屈辱的な結果だったと述べました。
強化担当の小原GMも「もっと上に行けた」と無念さを滲ませ、新シーズンに向けて新たな戦術の導入を目指しています。
小原GMは「相手陣内でのプレー時間を長くし、攻守における戦術の徹底」を目標に掲げ、松橋監督を招聘したことを紹介しました。
しかし、松橋監督に新潟のスタイルを持ち込むのではなく独自のスタイルを構築することを求める一方で、ボール保持率を重視する発言もあり、具体的な戦術の方向性には疑問が残ります。
FC東京は、昨シーズンの得点源であったディエゴ・オリベイラが引退したことで、ストライカーの補強が急務となりました。
小原GMはマルセロ・ヒアンを獲得し、彼のスピードと得点力に期待を寄せています。
加えて、昨シーズンの得点王である荒木遼太郎の代役も必要であり、小原GMは「補強は終わりではない」とさらなる選手獲得を示唆しました。
新体制発表会では、背番号『1』が未定である一方、右SBは長友佑都と白井康介で回す見込みです。
松橋監督の采配やフロント陣の補強計画が今後の注目ポイントとなります。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/c3324bf53ccbf3c7429987f4c650141b235a51a3
FC東京が新体制を発表した際、ファンからは戦術の転換や補強計画についての期待と不安が入り混じったコメントが多く寄せられました。
特に、過去数年間の成績に対する不満が強く、フロントや選手の姿勢に疑問を持つ声が目立ちました。
あるファンは、クラブが「悔しい」という言葉を口にする一方で、実際には伝わるものがなかったと指摘し、ぬるま湯に浸かっていると感じているようです。
また、過去の監督交代の頻繁さがチームの一貫性を欠いているとし、建築士を替えるだけでは建物が安定しないという例えを用いるファンもいました。
さらに、フロントが監督を選ぶ際に、ただ自分たちの言うことを聞いてくれる人物を選んでいるだけだと批判する声もありました。
選手たちが結果に対して責任を負わない姿勢も問題視されており、これでは勝利を収めることは難しいとの意見が多く見受けられました。
FC東京と東京ヴェルディの競争が首都東京のスポーツシーンを変える可能性についても言及され、ファンたちの期待と不安が交錯している様子が浮き彫りになりました。
ネットコメントを一部抜粋
ミクシィは過半数を出資していますが、あそこの社長は競技自体にさほど興味があるようには見えない。
ＧＭが出てきてみんな前で話をしたことは評価したいですね。
ここ10年くらいの東京は全てから「悔しい」という言葉は聞いても伝わる物は無かった。
FC東京のサッカーは建築士だけを変えまくった建物のようだ。
このクラブはフロントも選手も「人任せ」という言葉が当てはまる。