東京女子医科大学の元理事長、岩本絹子容疑者が背任の疑いで逮捕。約1億1700万円の不正流用が疑われ、強引な経営改革が職員から反発を受ける。彼女の派手な生活ぶりが「女帝」と呼ばれる理由に。
岩本容疑者は、新校舎建設に関連して非常勤職員である建築士に対し、実体のないアドバイザー業務の報酬として多額の金を振り込ませ、その一部が自身にキックバックされていたとされます。
岩本容疑者は東京女子医大の創立者一族であり、2014年に副理事長、2019年には理事長に就任しました。
彼女の就任当初、大学は厳しい財政状況にあり、患者数も減少していました。
そこで彼女は「経営の抜本改革」を進めるものの、職員の給与削減や小児集中治療室の閉鎖など、強引なコストカットにより職員からの反発を招いていました。
2024年3月には、勤務実態のない職員への不正給与支払いの疑惑で家宅捜索が行われ、岩本容疑者はその際に疑惑を否定しましたが、第三者委員会は彼女の金銭に対する執着心を指摘しています。
また、近隣住民や大学の元教授からは、彼女の派手な生活ぶりや強引な意見展開についての証言もあり、「女帝」と称される存在であることが明らかになりました。
今回の逮捕を受けて、岩本容疑者に対する不正を告発してきた「至誠会」の代表理事は、長年の負の遺産の解消と名誉回復に向けた意気込みを語っています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/d8a52cc8c78aef59e026bfa65e93418b58b07a73
コメントの内容では、権力の集中がもたらすリスクや、金銭への執着が問題視されました。
特に、東京女子医大の元理事長が逮捕されたことに対して、権力を持つ人間の傲慢さや貪欲さが指摘され、権力の分散が必要だとの意見が多くありました。
また、大学の小児集中治療室の閉鎖についても、経営上の理由から仕方ないとの見解が示され、信頼性の低下が懸念されました。
逮捕を受けて、多くの人が大学の経営や信頼性について疑問を抱き、損害賠償請求を求める声もありました。
理事長の行動が大学に与えた影響や、今後の対応についても多くの意見が寄せられ、特に金銭的な問題が組織の腐敗を引き起こす要因として挙げられました。
逮捕されたことを受けて、腐敗した組織への厳しい取り締まりが必要だとの意見や、教育界からの追放を求める声もありました。
全体として、権力の乱用や金銭的な問題がもたらした影響についての関心が高く、多くの人が問題解決に向けた行動を期待している様子が伺えました。
ネットコメントを一部抜粋
権力を持ちすぎていい方向に行く事はほぼ無い。
小児集中治療を閉鎖は仕方ないと思う。
大学は、早急に被害額を確定して、損害賠償請求をして欲しいです。
ゼニがらみで逮捕されるような人間が、どんなにいいおべべ着ててもなって思います。
腐敗した組織に手をつければ、軋轢が生まれるのは必然です。