NTTデータはAWSとの戦略的協業を発表し、生成AIやクラウドサービスの高度化を推進。デジタル人材育成やハイブリッドクラウド開発にも注力し、2025年までの3年間で多様なニーズに応える計画です。
この協業は、生成AIのビジネス活用やクラウドサービスの高度化を通じて、日本市場における多様化する顧客ニーズに応えることを目指しています。
契約の期間は2025年1月から3年間で、NTTデータは自社のアセットを活用し、生成AIやハイブリッドクラウドのサービス開発をAWSと連携して推進します。
具体的には、NTTデータが提供する生成AI活用サービス「LITRON」やNTT版大規模言語モデル「tsuzumi」をAWS環境上で展開し、AWSの生成AIサービス「Amazon Bedrock」を活用したAIエージェントサービスの構築など、生成AI関連サービスの拡充に取り組む計画です。
また、データ保護に関する特定のセキュリティ要件を満たすため、NTTデータのデータセンターやクラウドサービス「OpenCanvas」とAWSを組み合わせたハイブリッドクラウドサービスの開発も進めます。
さらに、企業のクラウド活用をワンストップで支援するサービスラインアップを増強し、高いサービスレベルが求められるガバメントクラウドなどのクラウドマイグレーションやモダナイゼーションをサポートします。
NTTデータは、AWS認定資格保有者を6800人から2024年8月末までに1万人に増やすことを目指し、デジタル人材の育成にも注力します。
加えて、開発テンプレートのラインアップを拡充し、AWS運用ノウハウを活用して、質と量の両面からクラウドサービスの強化を図る方針です。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/6c47e46df705b93bd868eda8de2d918cee2e3b4f