韓国国防部は、野党の「韓国軍が北朝鮮の挑発を誘導した」という主張を否定し、国の安全保障を脅かす疑惑提起を中止するよう求めた。野党は特別検事法案を可決し、与党は反発している。
要約すると韓国の国防部は、野党が主張した「韓国軍が北朝鮮が飛ばした汚物風船の発信源を攻撃し、北朝鮮の挑発を誘導する計画があった」という疑惑に対して、強く反論した。
国防部は13日に発表した声明で、この主張が「絶対に事実ではない」とし、国の安全保障を脅かす無分別な疑惑提起を中止するよう求めた。
野党の一部が韓国軍の通常の軍事活動を歪曲し、北朝鮮の挑発と関連付けて報じるケースが増えていると指摘し、これが将兵の名誉や士気を低下させる危険性があると警告した。
また、韓国軍の行動を疑問視する一方で、北朝鮮の主張に同調する姿勢を批判した。
国防部は、疑惑提起が軍の命令体系を揺るがし、警戒態勢に影響を及ぼす恐れがあると強調した。
さらに、韓国軍が北朝鮮に対して何らかの工作を行うことは常識的に考えにくいとし、過去の事例を挙げて反論した。
しかし、韓国野党は国会で内乱・外患特別検事法案を再提出し、一方的に可決した。
これに対し、与党は反発し、独自の特別検事法案の検討を始める意向を示した。
この一連の動きは、韓国国内の政治的対立を一層深める要因となっている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/d7385773522fb85ab711b7dc02fb392804a226b7