香港警察が世論調査機関を捜索し、国安法違反の容疑で元幹部を指名手配。調査の自由がさらに制約される可能性がある。
要約すると香港の国家安全部は、13日に香港民意研究所の元幹部である鍾剣華氏に対する捜査を実施し、同研究所を捜索しました。
この捜索は、鍾剣華氏が香港国家安全維持法(国安法)違反の容疑で指名手配されていることに関連しています。
鍾剣華氏は現在英国に在住しているとされ、香港メディアによると、捜索の際には研究所の主席である鍾庭耀氏も連行されたとのことです。
香港民意研究所は、香港の民主化問題や、中国当局による民主化運動への武力弾圧をテーマにした世論調査を行ってきましたが、近年、政治的に敏感なテーマを扱うことが難しくなってきています。
今回の捜索によって、調査の自由がさらに狭まる可能性があると懸念されています。
警察は、昨年12月に鍾剣華氏を国家分裂扇動などの容疑で指名手配しており、彼の活動に対する監視が強化されています。
このような動きは、香港の民主化運動に対する中国政府の厳しい姿勢を反映しており、今後の世論調査や民主的な活動に対する影響が懸念されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/e2633110b8d8d0c52330b4d6d44405c8c5536fcc