NECが社員の逮捕を受け、採用活動指針を見直し。学生が安心して就職活動できる環境を整備する具体策を発表。
1月8日に逮捕された社員の行為は、同社にとって非常に遺憾であり、被害者や関係者に対して謝罪を行っています。
NECは、今後の採用活動において学生が安心して就職活動を行えるよう、具体的な対策を講じることを決定しました。
新たに設置されたハラスメント相談窓口を通じて、社員が立場を利用して学生に対するハラスメントを行うことは許されないと強調しています。
具体的な見直し内容には、1対1の面会を会社施設や大学構内のオープンスペース、オンラインに限定し、面会時間を1時間以内とすることが含まれます。
また、面会は平日午前9時から午後6時まで、飲酒は禁止され、学生との連絡は会社のメールや携帯電話のみを使用することが求められます。
さらに、面会の詳細を事前に上司や採用担当者に届け出ることや、採用に関わる社員が行動に関する誓約書を提出することも新たに追加されました。
このような厳格な指針の見直しは、他の企業でも同様の事例が発生していることから、業界全体での取り組みが求められていることを示しています。
住友商事も過去の事件を受けて、就活生との行動制限を強化していることが報じられています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/64d27b7762fcdf2c998db055f959a46a79291aba
NECの社員逮捕を受けた採用指針の見直しに関するコメントでは、ルールが形式的で実質的運用ができていないとの指摘が多くありました。
元々のルールが機能していなかったため、今回の見直しも真剣味に欠けるとの意見があり、具体的な再発防止策が求められました。
また、NECの採用担当者には、規定違反に対して厳しい処罰を明言すべきだとの声もあり、犯罪を犯すことが損であると認識させる必要があるとの意見がありました。
さらに、インターンシップや面接時におけるルールの見直しについても言及され、1対1の面会を禁止するなどの具体的な対策が求められました。
多くのコメントが、ルールを守れない人間に対していくらルールを押し付けても意味がないとし、企業文化の改善が不可欠であると訴えました。
最終的には、企業全体の透明性や人の流動性の向上が必要だとの意見もあり、NECの今回の事件は日本企業全体の問題を浮き彫りにしたと考えられました。
ネットコメントを一部抜粋
元々それなりのルールがあったにもかかわらず機能していなかった。
再発防止に指針を厳格化するのも大事だけど、懲戒解雇と刑事告訴を行うことを明言すべき。
コンプライアンスを重視していると言いながら、実質的運用は全く出来ていなかった。
インターンシップ自体は有効だが、こういう事があるとルールが必要だと思う。
ルールを作って守るような社員なら、最初からエロ行為に走らないはず。