愛知県豊橋市で長坂市長が新アリーナ計画を巡り市議会に再議を求め、対立が激化。市議会は条例改正で契約解除を阻止し、市長は法令違反を指摘。1月29日からの臨時市議会での審議が注目される。
要約すると愛知県豊橋市の長坂尚登市長が、新アリーナ建設の契約解除に関する市議会の条例改正について再議を申し入れ、議会との対立が激化しています。
市議会は12月26日に「議会の議決を経て締結された契約は、議会の議決がなければ解除できない」とする異例の条例改正案を可決し、長坂市長の契約解除手続きを阻止しました。
長坂市長は1月14日にこの条例改正が法令違反であるとし、再議を求めました。
市長は新アリーナ建設中止を公約に掲げており、建設推進派が多数を占める市議会との対立が深刻化しています。
市議会では住民投票の実施に向けた議論が進んでいましたが、条例改正によりその流れが変わりました。
長坂市長は、専門職員による精査の結果、再議を決定したと述べています。
このような市長の再議は、名古屋市の河村たかし前市長や広島・安芸高田市の石丸伸二前市長も行っており、地方政治における重要な権限の行使とされています。
豊橋市では、1月29日から臨時市議会が開かれ、再議の審議が行われる予定です。
市議会は再び条例改正案を可決する可能性があり、その場合、市長は裁判に訴えることもできるため、新アリーナの建設計画は不透明な状況が続くことになります。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/6518227f2dd11d91a7aae478d397aaf85c5211f4