セコムは新機能を追加し、GPSを活用した安否確認を実現。災害時の迅速な安否確認が可能に。
要約するとセコムトラストシステムズ株式会社は、2024年1月10日に「セコム安否確認サービス」に新機能を追加することを発表しました。
この新機能は、スマートフォンのGPS機能を活用し、地震発生時に従業員の現在地を判定することで、より迅速かつ正確な安否確認を実現します。
これまでの安否確認サービスでは、災害発生時にあらかじめ登録された従業員の勤務地や居住地に基づいて安否確認を行っていましたが、2024年1月1日に発生した能登半島地震では、年末年始の休暇を利用して帰省や旅行をしていた従業員が多く、安否確認がスムーズに進まないケースが見られました。
この問題を解決するために、新機能では、地震発生時の位置情報をもとに安否確認を行います。
これにより、勤務地や居住地から離れた場所にいる従業員にも安否確認通知が届き、適切な安否報告が可能となります。
また、この新機能は「安否報告アプリ」のオプション機能として無償で提供されるため、企業は追加のコストをかけることなく、迅速な安否確認を実施できるようになります。
災害時の従業員の安全を守るための新たな取り組みとして、多くの企業にとって非常に有益な機能といえるでしょう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/0f970d9f45193033eb94e20a4c727d32aa7178dc