東京都心のマンション価格は高騰中だが、千葉県や埼玉県では下落傾向が見られ、二極化が進行中。
住宅ジャーナリストの山下和之氏によれば、都心エリアのマンション価格は、特に東京23区内で顕著に上昇しており、都心5区ではなんと31.0%もの上昇を記録しています。
これに対し、都心から離れた地域では価格上昇が鈍化し、特に埼玉県や千葉県ではそれぞれ-1.9%、-3.2%という下落が見られるようになりました。
具体的には、東京23区の城東エリアでの上昇率は16.4%にとどまり、城南や城北、城西エリアでも一桁台の上昇にとどまっています。
さらに、東京都下のエリアでも-3.4%の下落が確認され、神奈川県も1.2%の微増にとどまっています。
このような状況から、資産価値の維持や向上を期待するのであれば、都心のマンションを購入するのが理想的ですが、その価格は非常に高く、一般的な会社員にとっては手が届きにくいのが現実です。
例えば、都心5区の70m2換算価格は1億2463万円に対し、埼玉県は2734万円、千葉県は2438万円と、価格差が大きく、手が届く価格帯ではあるものの、両県ともに下落傾向にあるため、資産価値の向上が期待しにくい状況が続いています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/c61bd0b3c3497b5f62cde5a783d3a5a24f9d7136
マンション市場の二極化に関するコメントでは、都心の不動産価格が高騰している一方で、郊外や地方では価格が下落している現実が語られていました。
多くの人々が、都心に住むことの利便性や生活環境の良さを評価し、医療施設や文化施設が豊富にあることが都心居住の魅力として挙げられていました。
そのため、都心に住む富裕層と、郊外や地方に住む貧困層との二極分化が進んでいるとの意見が多く見られました。
一方、地方に住むことのリスクや、将来的な人口減少を考慮する必要があるとの声もありました。
特に、購入を検討する際には立地や将来の人口予測を参考にすることが重要であると述べられていました。
また、資産運用の観点から、賃貸にする選択肢が増えていることも触れられています。
過去には、住宅ローンを組んで購入した人々が、経済的に苦境に立たされるケースもあり、マネーリテラシーの重要性が指摘されていました。
さらに、都心の不動産価格が高騰する中で、郊外の物件が手頃な価格であると感じる一方で、災害リスクや利便性の低さが懸念されるという意見も存在しました。
結局のところ、将来の不動産市場に対する不安や、慎重な判断が求められる状況であることが、多くのコメントから伺えました。
ネットコメントを一部抜粋
場所によっては戸建ては億を超え、マンションも最低価格が7000万円台となった。
マンション価格も戸建ての価格も上昇降下を繰り返すが、大きく降下することは考えにくかった。
都心以外では下落傾向な一方、都心は上昇率が高かった。
自宅購入を検討する際には、将来の人口予測を参考にすることが重要だと感じた。
不動産価格は下がる可能性が高く、自宅購入には慎重になるべきだとの意見が多かった。