トランプ前大統領がヒトラーについて「良いこともした」と発言したと元首席補佐官のジョン・ケリー氏が明かし、トランプ陣営は反論。大統領選を前に、トランプ氏の歴史的理解の欠如が浮き彫りに。
トランプ政権で首席補佐官を務めたジョン・ケリー氏は、ニューヨーク・タイムズのインタビューで、トランプ氏がナチスドイツの独裁者ヒトラーについて「良いこともした」と発言したと明かした。
ケリー氏は、トランプ氏にそのような発言を控えるよう伝えたが、彼は再び同じコメントを口にしたという。
ケリー氏は、この発言がトランプ氏の歴史的理解の欠如を示していると指摘し、ヒトラーの行ったことは一切良いことではなかったと強調した。
この発言は、他のメディアでも報じられていたが、ケリー氏がそれを認めたのは初めてのことだ。
トランプ氏の発言に対して、ケリー氏は「そのようなことを言ってはならない」と述べ、ヒトラーの行動が人種差別的かつファシスト的であったことを再確認した。
トランプ陣営は、この発言に反論し、広報責任者のスティーブン・チャン氏はケリー氏の発言を「でっち上げ」とし、彼が大統領に対して十分な奉仕をしていなかったと批判した。
2020年の大統領選でのトランプ氏の敗北に関する書籍の著者も、トランプ氏がケリー氏を驚かせる発言をしたことを記載しており、今回の発言はその延長線上にある。
大統領選が迫る中、トランプ氏に対する反対意見を表明することのリスクが高まっていることから、ケリー氏の発言は一層注目されることになるだろう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/e9f3d9b0deb8271c34ab1464171596f032b18469
トランプ氏のヒトラー発言に対するコメントは、様々な視点からの意見が寄せられました。
多くのコメントでは、トランプ氏の発言に驚きはないとの意見があり、特に彼の支持者たちが強権的な指導者を望んでいることが指摘されました。
トランプ氏がプーチンのような強いリーダーシップを求める層が存在し、そのためには犠牲もやむを得ないと考える人々が多いと感じているようです。
また、トランプ氏とヒトラーを結びつける報道が増えていることに対して、彼の支持者はその影響を受けないと考えている様子も見受けられました。
さらに、トランプ氏の独裁的な志向が懸念される一方で、彼を支持する共和党の支持者は同様の考えを持っているため、発言が彼の支持率に影響を与えることはないとの意見もありました。
トランプ氏の発言が再び同じ内容であったことに対しては、彼の意図が明確であるとの指摘もあり、今後の選挙戦における影響についての懸念が表明されていました。
全体として、トランプ氏の発言に対する反応は多様であり、支持者の強い意志と、彼に対する批判が共存していることが浮き彫りになっています。
ネットコメントを一部抜粋
トランプならこの発言は驚きはないがトランプ支持者たちは余計に支持すると思う。
ヒトラーを評価するなど以ての外だ。
トランプとヒトラーを結びつけて支持率を落とそうという記事が急に増えたね。
そもそも共和党を支持してる人は、同じように考えてるから、トランプさんに全くダメージはないと思います。
不安はただ一つ。
トランプが暗殺されることだ。