上海でハロウィーンのコスプレ禁止が決定。昨年の風刺仮装が背景にあり、当局の厳しい統制が強まる中、住民の反発も見られる。
要約すると中国・上海では、ハロウィーンを前に警察が関連イベントの全面的な統制を行う方針を示しています。
この動きは、昨年のハロウィーンにおいて、若者たちが「くまのプーさん」の仮装を通じて習近平国家主席を風刺したことが背景にあるとされています。
米政府系のラジオ自由アジア(RFA)の報道によると、黄浦区ではハロウィーンのコスプレ活動が厳しく禁止され、恐怖や暴力をテーマにした装飾や販促物も一切禁じられています。
特に、昨年のハロウィーンでは、上海の街に多くの若者が集まり、プーさんや防護服のコスプレを楽しんでいました。
これが当局にとっては政治的な挑戦と受け取られ、今年のハロウィーンに向けての厳しい規制が導入されたと考えられています。
住民の中には、このような統制に対して反発の声を上げる人もおり、特に若者たちの反抗心が強まる可能性が指摘されています。
また、上海の外見的な繁栄とは裏腹に、内部では厳しい統制が行われていることが明らかになっています。
上海の警察が流出させた内部文書によると、ハロウィーンのコスプレや飾り付けは一切禁止され、当局の意向に反する行動が厳しく取り締まられることが示されています。
この事態は、上海における自由な表現の場が狭められていることを象徴しており、今後の若者たちの反応が注目されます。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/c4bacf0666954175e22b10c17f574162bec211d2