NTT東日本とさとえ学園小学校が「睡眠×テクノロジー」モデル授業を開始。科学に基づく睡眠改善を目指し、STEAM教育を取り入れた内容で、全国への普及を目指します。
この授業は、科学的データを基に児童の睡眠改善を目指し、学びの質の向上を図ることを目的としています。
昨年度に実施された日本初の「スリープテックプロジェクト」を基にしており、児童が睡眠改善に取り組むことで、集中力や朝の目覚めの改善が確認されています。
この取り組みは保護者からも高く評価され、他の教育団体や自治体からの問い合わせが相次いだため、授業をモデル化し、他校への普及を目指すことになりました。
モデル授業では、正しい睡眠知識を学べる動画や学習指導計画が用意されており、特別な知識がなくても授業を実施できるように設計されています。
これにより、多くの学校での展開が期待されています。
また、NTT東日本が運営する仮想コミュニティ「ZAKONE」の加盟企業と協力し、良質な睡眠を得るための製品開発や学びを提供する特別授業も行います。
この授業では、STEAM教育の要素を取り入れ、科学、技術、工学、アート、数学の各分野を融合させて、児童が他者に貢献できる製品を考え、形にするデザイン思考を育てます。
さとえ学園小学校では、2024年10月から2025年2月末までの約4カ月間、毎週2コマの授業を実施し、児童は企業向け成果発表に向けてグループ研究を行います。
NTT東日本は、モデル授業の検証と改善を行い、全国の教育機関に「睡眠×テクノロジー」教育の普及を進める意向を示しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/5206a1dc18cb66f7dc63293084fdd800d3051f51