法人向け「AI PC」の認知度が急上昇、導入意向は半数近くに達することがデルの調査で判明。
要約するとデル・テクノロジーズが実施した法人向け「AI PC」に関する意識調査の結果、従業員500人以上の企業のIT担当者の間でAI PCの認知度が急上昇していることが明らかになった。
2024年7月の調査では7.3%だった認知度が、10月には70.4%に達しており、企業におけるAI PCへの関心が高まっていることを示している。
調査によると、既にAI PCを導入している企業は7.4%であり、導入意向がある企業は46.5%に上ることがわかった。
期待される効果としては「業務効率の向上」や「自動化の推進」が多く挙げられており、AI PCの導入による業務改善が期待されている。
しかし、一方で導入に際しての懸念も浮上している。
具体的には、AIによるトラブル時の責任の所在が不明確であることや、AI機能を有効に活用できるかどうかの不安、さらには情報漏えいや価格の高さが課題として指摘されている。
デル・テクノロジーズのマーケティング統括本部長である山田千代子氏は、日本市場におけるAI PCの普及が本格化しつつあると考察している。
この調査は2024年10月にLINEリサーチプラットフォームを使用し、法人PCの決裁や選定に関わる1678人の担当者から得られたデータに基づいている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/01776a863427162755f3e31b16003579dba574b5