韓国の科学技術相が日本に対し、韓日版「ホライズン・ヨーロッパ」の創設を提案し、科学技術分野での協力を強化する意向を示しました。
要約すると韓国の劉相任(ユ・サンイム)科学技術情報通信部長官は、ソウルで行われた記者会見で、日本に対して韓日版「ホライズン・ヨーロッパ」の創設を提案しました。
これは、欧州連合(EU)が実施している研究・イノベーション支援プログラムに類似した制度を共同で構築することを目指しています。
劉氏は、日本の経済安保当局の関係者と面会し、科学技術、特に情報通信分野での交流と協力の強化を求めました。
さらに、来月中に日本を訪問し、研究所の責任者らを伴って具体的な交流の計画を進める意向を示しました。
この提案は、両国間の科学技術分野での連携を強化し、地域の競争力を高めることを目的としています。
また、記者会見では、サムスン電子の李在鎔(イ・ジェヨン)会長と、米オープンAIのサム・アルトマンCEO、ソフトバンクグループの孫正義会長との会合についても言及されました。
アルトマン氏はスケジュールの関係で会えない見通しですが、孫氏との会合は予定されています。
この会合では、米国のAIインフラ整備計画「スターゲート」に関連する包括的な協力についても話し合われると見込まれています。
韓国政府は、国際的な科学技術の進展を促進するために、日本との協力関係を強化し、アジア地域でのイノベーションを推進するための重要なステップを踏もうとしています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/e22e1b2b42c00a0a86fecb45336561a50a90ea5d