アズジェントがブラウザセキュリティ製品「SecureLayer」をモジュール化し、MSP経由で提供開始。企業ニーズに応じた機能選択が可能に。
この「SecureLayer」は、SaaSの利用が広がる中でのWebブラウザ起因のセキュリティリスクを軽減するために設計されています。
ユーザーは、Google ChromeやMicrosoft Edgeなどの一般的なブラウザにプラグインを追加することで、使い勝手を損なうことなく安全なブラウジング環境を得ることができます。
具体的な機能としては、アカウント制御やブラウザ制御を行うAuthentication機能があり、これによりパスワードの使い回しを防ぎ、リスクのあるブラウザ拡張機能の無効化やバージョンチェックを行うことで安全性を高めます。
また、フィッシング対策やURLフィルタリングを行うSecure Browsing機能では、AIを活用してフィッシングサイトやマルウェアサイトを分析し、ゼロデイ攻撃を阻止することが可能です。
さらに、DLP(Data Loss Prevention)機能を使って、クラウドストレージやフリーメールへの機密データの流出を防ぐことができます。
加えて、WebアプリやSaaSの利用状況を可視化する機能も提供されており、これにより企業はシャドーITの検出が可能になります。
アズジェントは、顧客の要望に応じて機能をモジュール化し、企業が必要な機能を選択できるようにしました。
価格は、全機能を利用できるフルパッケージが月額1000円、各モジュールは月額500円で提供され、Visualization機能は全パッケージで利用可能です。
中堅以下の企業においては人材不足が課題となっているため、サービスはMSP経由で提供されます。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/f9343fa50568f2ebed5daced2095684924b14024