EC事業者の不正対策実施率77.8%の現状と課題

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EC事業者の77.8%が不正利用対策を実施しており、特に年商10億円以上の企業では81.8%が対策を行っている。クレジットカード情報流出事件の発覚が警察によるものが増加しており、今後も注意が必要とされている。

要約するとリンクとかっこが発表した「キャッシュレスセキュリティレポート(2024年7-9月版)」によると、EC事業者の77.8%が不正利用対策を実施していることが明らかになった。

特に年商10億円以上の事業者では、81.8%が対策を行っている。

レポートは、2024年5月以降に公表されたクレジットカード情報流出事件の約半数が警察の指摘によって発覚していることを示しており、これまでのカード会社からの通知に代わり、警察による発見が増加している現状を報告している。

特にオンラインスキミング攻撃「Water Pamola」が関与している事件が目立ち、長期間放置された改ざん事例も多いとされ、今後も同様のケースが増える可能性があると警告している。

対策としては、最も多くの事業者が「EMV 3-Dセキュア」を導入しており、62.1%がこの手法を採用している。

2025年3月の義務化により、さらなる普及が見込まれているが、不正手口の巧妙化に伴い、行動分析を用いた不正検知システムとの併用が重要視されている。

併用率は前年比9ポイント増の37.6%に達しており、EC事業者は多様な対策を講じている。

レポートでは、カード情報流出事件の推移や業種別の流出件数、国内政策の動向なども詳細に紹介されており、リンクとかっこは今後も最新の不正手口に関する分析を続け、クレジットカードセキュリティに関する相談に応じる企業を目指す意向を示している。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/b3f735bcc4ce045f2db2d6afb0a2bf4fce420d56

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