韓国企業が禁止する中国AI「ディープシーク」の影響と懸念

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韓国の企業が中国の生成AI「ディープシーク」の使用を禁止。セキュリティー懸念が高まり、各国でも規制強化が進む。

要約すると韓国の企業や機関が、中国の新興企業「ディープシーク」が開発した生成AIの使用を禁止する動きを強めている。

ディープシークは、AI学習用のデータを過度に収集しているとの疑惑が持たれており、特に利用者の機器情報やIPアドレス、キーボードの入力パターンなどを収集することが問題視されている。

韓国IT大手のカカオは、ディープシークの業務目的での使用を禁止した最初の企業であり、通信大手のLGユープラスも同様の措置を取った。

また、韓国水力原子力は社内ネットワークでのディープシークの使用を禁止する文書を掲示した。

さらに、IT大手のNAVERは現在禁止していないが、社内での使用禁止に関する議論を始めている。

サムスン電子、SK、LG電子はそれぞれ独自に開発した生成AIを使用しており、外部プログラムの使用は制限されている。

ディープシークの問題は韓国国内に留まらず、オーストラリアや台湾などでも政府が所有する機器での使用禁止が進んでおり、イタリアではアプリのダウンロードが禁止されるなど、国際的な規制が強化されている。

韓国の個人情報保護委員会も、ディープシーク本社に対して個人情報の収集方法についての質問書を送付するなど、セキュリティー面での懸念が高まっている。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/55c80bf564eaeccb5b8b09573b5dfcdd5f63d014

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