米倉涼子が「劇場版ドクターX」で大門未知子への思いを語り、強い女性像の裏にある苦悩や感謝の気持ちを明かしました。
この映画は、テレビ朝日の人気ドラマ「ドクターX」の完結編として、歴史に幕を下ろすものです。
米倉は、フリーランスの天才外科医である大門を通じて、強く美しい女性像を描き出し、視聴者に深い印象を与えました。
特に「私、失敗しないので」というセリフは、作品を象徴する言葉として多くの人に親しまれています。
劇場版では、大門のルーツが明らかにされ、シリーズ最大の試練を乗り越える姿が描かれています。
視聴者からは「見て良かった」との声が多く寄せられ、作品の成功を裏付けています。
米倉自身は、強い女性像を演じる一方で、自身の内面についても言及し、考え始めると迷ってしまう性格や、被害妄想に悩む一面があることを明かしました。
テレビ朝日のプロデューサーも、米倉が持つ繊細さや弱さに触れ、彼女の演技に深みを与えていると評価しています。
大門との出会いは、米倉にとって大きな転機であり、彼女のキャリアを支える存在となりました。
2012年にはミュージカル「CHICAGO」でブロードウェイ初のアジア出身女優として主演デビューを果たした直後に「ドクターX」が始まり、彼女は日本の期待を背負って挑んでいきました。
大門の前向きな生き方は、米倉を鼓舞し続け、2019年には難病「脳脊髄液減少症」を患った際も、役を通じて自分を奮い立たせる力となったと語りました。
大門未知子を演じることで、米倉は自らを支えられていると感じており、彼女の言葉には大門への愛と感謝が溢れていました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/6f0b1519b2b02bead40e0202a7717c23a68fc98a