元北朝鮮公使の長男が麻薬使用疑惑で「嫌疑なし」の判断。毛髪鑑定で陰性反応が確認され、事件は不送致に。
要約すると韓国・ソウルの江南警察署は、元北朝鮮駐英公使であり、大統領諮問機関である民主平和統一諮問会議の事務処長を務める太永浩(テ・ヨンホ)氏の長男(32歳)に対する麻薬類管理法違反の疑いについて、証拠不十分として「嫌疑なし」と判断し、事件を送検せずに終結させる「不送致」の決定を下したと発表した。
警察は、長男の毛髪を採取し、国立科学捜査研究院に鑑定を依頼した結果、陰性反応が確認された。
この捜査は、昨年9月に長男がタイで大麻を吸ったとの告発を受けて始まり、同年11月に江南警察署に事件が移管された。
さらに、長男は暗号資産(仮想通貨)への投資を名目に知人から金を受け取った後、返済しなかったとして詐欺の疑いでも捜査を受けており、被害額は約16億ウォン(約1億6800万円)に上るとされている。
このような状況の中、長男は複数の法的問題を抱えながらも、今回の麻薬の疑いについては無罪の判断を受けたことになる。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/b78dc5676f69c1f4a79b1f30744da96628392600