テクマトリックスがコンタクトセンター向けに新バージョンのCRMシステムを発表。生成AI機能を活用し、業務効率化や顧客体験向上を実現。
この新バージョンでは、生成AIを活用した業務効率化が図られ、最新機能のオンデマンド提供、デザインやUIの改善が行われている。
これにより、コンタクトセンターの応対品質が向上し、顧客体験(CX)の質も高まる。
また、管理者やオペレーターにとっても業務が快適に行えるようになり、従業員体験(EX)が改善される。
具体的には、FastHelpに搭載された生成AI機能「FastGenie」が、顧客対応時の回答文を自動生成し、蓄積されたナレッジデータを基に精度の高い回答を提供する。
この機能により、応対内容の要約や分類が自動で行われ、応対履歴がFastHelpに登録されるため、オペレーターの負担が軽減される。
さらに、FastAnswerではナレッジの作成支援や自動回答機能が強化され、顧客のセルフサポートを促進する。
バージョンアップは年に数回行われ、運用状況に応じたタイミングでの実施が可能で、業務運用への影響を最小限に抑えることができる。
デザイン面では、マテリアルデザインを基にした新ビジュアルが採用され、視認性や操作性が向上した。
UIの改善により、情報の整理や多画面表示が可能となり、ユーザーが直感的に操作できる環境が整備されている。
加えて、ノーコード・ローコード開発ツールが提供され、利用目的に応じたアプリケーションを簡単に作成できるようになった。
これにより、コンタクトセンターのデータを企業全体で活用することが容易になる。
また、機能モジュール(プラグイン)を利用することで、FastHelpやFastAnswerの機能追加やカスタマイズが可能となり、業務効率の向上が期待される。
今後は、パートナー企業によるプラグイン開発も推進される予定だ。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/09c70a6c64ca2d75f041d20f74fcbb7f65fc6015