H3ロケット5号機が打ち上げ成功。日本の宇宙産業における重要なマイルストーンで、3つの異なる形態を持ち、国際宇宙ビジネス市場への参入を目指す。
このロケットは、2025年2月2日に鹿児島・種子島宇宙センターから打ち上げられ、政府の準天頂衛星「みちびき6号」を予定の軌道に投入しました。
これにより、H3ロケットは4機連続の打ち上げ成功を達成し、現地では見学者や関係者が歓喜に包まれました。
特に「みちびき」は、日本版GPSとして位置情報サービスや災害時の情報発信に貢献する重要な衛星であり、政府は最終的に7機体制を目指しています。
H3ロケットは、3つの異なる形態を持ち、それぞれ異なる用途に応じて設計されています。
現在成功を収めている「2-2形態」は、2基の液体燃料メインエンジンと2基の固体燃料補助ロケットを搭載しており、最もパワフルな「2-4形態」やコストを重視した「3-0形態」も存在します。
JAXAは、これらの多様なラインナップを揃えることで、国際宇宙ビジネス市場への参入を目指しています。
打ち上げ後の記者会見では、JAXAの山川宏理事長が連続成功の意義を強調し、今後も信頼を積み重ねていく姿勢を示しました。
また、H3プロジェクトマネージャーの有田誠氏は、3つのバージョンを揃えることが多様な顧客ニーズに応える大きな一歩になると展望を語りました。
H3ロケットの成功は、日本の宇宙開発の未来に向けた重要なステップであり、今後の展開に期待が寄せられています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/e83c7cb8a06cfd2fb53a9f91623ea968a5141421
H3ロケット5号機の打ち上げ成功に対するコメントには、さまざまな視点からの意見が寄せられました。
多くの人々が、打ち上げ直後のウォータースクリーンの湯気や、飛行中の煙の様子について興味を持っており、特に湿度によって変わる飛行機雲のような現象に期待していました。
また、ARB3分離後の飛行状態についても関心が寄せられ、実際の打ち上げを楽しみにしている声が多かったです。
さらに、打ち上げ時の炎の色に関する意見もあり、液体燃料に様々な成分を加えることで、視覚的に楽しめる打ち上げになることを望むコメントもありました。
H3の3-0形態については、煙や炎がほとんど見えない打ち上げになるとの予想があり、横から見ると不思議な光景になるかもしれないという意見もありました。
このように、打ち上げに対する期待感や技術的な提案が多く寄せられ、今後の発展に対する期待が高まっていることが伺えました。
ネットコメントを一部抜粋
ローンチの直後はウォータースクリーンの湯気で白くはなるかな?
炎が無いのはさみしいので、液体燃料にリチウムイオンとか銅イオン成分を入れていただくか、
H3の3-0形態は、煙も炎もほとんど見えない打ち上げになりそうですね。
水素の炎の色は、若干青白いけど殆ど透明です。
3-0は海外ではもう実績あるってこと?