北朝鮮が非武装地帯に塹壕を掘り、新たな障害物を建設。韓国との接続道路を遮断し、軍事的な意図を示唆。
要約すると北朝鮮が非武装地帯（DMZ）において、新たな「国境の障害物」の建設を開始したことが、米国の北朝鮮分析サイト「38ノース」によって報告されました。
衛星画像によると、北朝鮮検問所近くに長さ130～140メートルの塹壕のような溝が掘られ、コンクリート製の側壁が設置されている可能性があるとされています。
この動きは、北朝鮮が韓国との道路と鉄道を遮断し、非武装地帯を要塞化する意図を示唆しています。
特に、15日に行われた韓国との接続道路の爆破に続く行動であり、北朝鮮の軍事的な意図が明らかになっています。
19日時点の衛星画像では、朝鮮半島の西側を走る「京義線」のDMZでも、幅約4メートル、長さ約130メートルの溝が掘られていることが確認されており、これが北朝鮮の新たな軍事的準備の一環であることが示されています。
このような動きは、南北関係の緊張をさらに高める可能性があり、国際社会からの注目を集めています。
北朝鮮の行動は、地域の安全保障に対する懸念を引き起こすものであり、今後の動向が注視されます。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/53addcfe4ceb28b0b106a35aa6c0acf110e7974f