JAXAがH3ロケット5号機を打ち上げ、衛星「みちびき6号機」が成功裏に分離。今後は7機体制を目指す。宇宙開発の進展を感じさせる成果。
要約すると2023年2月2日、JAXA(宇宙航空研究開発機構)は次世代主力ロケット「H3」の5号機を鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げました。
この打ち上げには、衛星測位システム「みちびき6号機」が搭載されており、約29分後に無事に衛星が分離されたことが確認されました。
これにより、H3ロケットは4機連続での成功を収めました。
H3ロケットの初号機は2023年3月に失敗したものの、2号機でのリベンジ成功が昨年2024年2月に実現し、現在の成功に至っています。
JAXAの有田誠プロジェクトマネージャーは、打ち上げオペレーションが非常にスムーズに行われたことを強調し、宇宙開発の進展を感じさせるコメントを残しました。
彼は、全体的な開発はまだ道半ばであるとし、今後も技術の向上に努める意向を示しました。
今後はエンジンや固体ロケットブースターの組み合わせを見直し、様々な用途に対応した技術の研鑽が続く予定です。
分離された「みちびき6号機」は、物の位置を測定するための衛星であり、2025年度までに7機体制を整備することが目標です。
また、将来的には11機体制を目指し、万が一の機体故障に備える計画も進行中です。
「みちびき」は、準天頂衛星として、常に日本の真上に近い位置にいることを目指しており、その重要性は15年前の初号機打ち上げ以来、ますます高まっています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/4eaa4a2329d72bfe2a28c2f2584f2ea35cee06f7