韓国金融業界、AI接続遮断の動き広がる

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韓国の金融業界が中国AI「ディープシーク」の接続を遮断。個人情報保護やセキュリティの懸念から、主要銀行が次々と参加している。

要約すると韓国において、中国の人工知能「ディープシーク(DeepSeek)」への接続遮断の動きが広がっている。

特に金融業界では、セキュリティ上の懸念からこのAIサービスへの接続を制限する企業が増えている。

具体的には、KB金融持株とKB国民銀行が3日から接続を遮断し、安全性の検証が必要であるとの理由で、ディープシークアプリのダウンロードやサイトへのアクセスを禁止した。

ネットワーク分離規制により、内部ネットワークでは最初から接続が不可能であり、外部ネットワークを利用するコンピュータでも、ChatGPTなどの他の生成型AIは使用可能であるものの、ディープシークには接続できないように制限が設けられている。

ハナ銀行やウリィ銀行もそれぞれ4日、6日から接続を遮断し、社内外部ネットワークや顧客用PCでの接続を制限する措置を講じた。

新韓銀行においても同様の接続制限が行われており、業務に必須なサイトでなければ外部ネットワークでも接続ができないとされている。

また、個人情報保護とサイバーセキュリティを最優先に考える立場から、ディープシークの接続緩和は難しいとの見解が示されている。

国策銀行の輸出入銀行も先月31日から接続を遮断し、インターネット銀行のトスバンクとケイバンクもデータ収集や学習に関するセキュリティ検討が完了するまでディープシークのサービスを使用できない状況だ。

これにより、韓国の企画財政部や産業通商資源部、外交部、国防部などの政府機関に続いて、銀行業界を中心に国内企業全体に接続遮断の動きが拡大している。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/d27ebb9466dd516750986f828b4612bf650266a6

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