ホクレンが北海道産生乳の価格を6月から引き上げ、乳製品の価格上昇が懸念される中、経営の安定化を目指す。
要約するとホクレン農業協同組合連合会(札幌市)は、2023年6月から乳業メーカーに販売する北海道産生乳の価格を1キロ当たり3円引き上げると発表しました。
この価格引き上げは、飼料や燃油価格の高騰による生産コストの上昇が背景にあります。
ホクレンによると、全国の乳製品の約90%に北海道産生乳が使用されており、この価格変更は広範囲に影響を及ぼすことが予想されます。
特に、乳製品の中でもバターと生クリーム用の生乳は、さらに7円の上乗せが行われ、合計で1キロ当たり10円の引き上げとなります。
これにより、乳製品の価格は100円を超え、最高値水準に達する見込みです。
一方で、飲用や発酵用の生乳については価格を据え置くことが決定されました。
これに先立ち、2023年4月には飲用と発酵用の生乳が10円引き上げられており、ホクレンの担当者は「経営離脱が増加しているため、何とか歯止めをかけたい」との意向を示しています。
このように、乳製品市場はコストの上昇に直面しており、消費者への影響が懸念されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/3f63446394631e1827814c58422bed520110b12e