オーストラリアの政治家が「オージー・トランプ」と改名し、労働党に対抗する姿勢を示している。来月の州議会選挙を控え、注目が集まる。
要約するとオーストラリアの西オーストラリア（WA）州の上院議員、ベン・ドーキンス氏が自身の名前を「オージー・トランプ」に改名した。
この変更は、現地時間の6日、彼が自身のXアカウントで発表し、州の出生・死亡・結婚登録簿に新しい名前が記載された写真を公開したことから明らかになった。
ドーキンス氏は、この改名を「西オーストラリア労働党政府の暴政と組織的な腐敗に対する政治的抗議」と位置づけ、労働党を追い出すことを呼びかけている。
彼は「ドリルを刺せ」とのスローガンを掲げ、これはアメリカの元大統領ドナルド・トランプ氏の化石燃料政策に賛同する意図があるとみられている。
ドーキンス氏は、2023年に元パートナーに対する接近禁止命令を数回違反し、罰金や社会奉仕命令を受けたことがあり、その結果、労働党から除名され現在は無所属である。
WA州では来月、州議会選挙が予定されており、ドーキンス氏の新しい名前とスローガンは、有権者へのアピールとしての戦略が見て取れる。
労働党は、資源が豊富な西オーストラリア州において環境保護を理由に無分別な開発に反対しているが、ドーキンス氏はその方針に対抗する姿勢を強めている。
彼の行動は、今後の選挙戦において注目を集める可能性が高い。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/e8d909cd5ce0ad51260ff3542db28b6f0ecf4b11