ダイキン工業が2024年4―12月期の決算を発表し、売上高が過去最高を更新。米州のデータセンター向け空調が好調で、業績は増収を達成した。
要約するとダイキン工業が発表した2024年4―12月期の連結決算によると、売上高は前年同期比10.1%増の3兆5932億円となり、4―12月期として過去最高を記録しました。
この成長の要因として、米州のデータセンター向けの大型業務用空調や、各地域の店舗・オフィス向け業務用空調の需要の増加が挙げられます。
空調・冷凍機事業は売上高が前年同期比11.1%増の3兆3358億円に達し、営業増益を実現しました。
特に日本市場では、気温の上昇や消費の回復を背景に、住宅用の中高級機種や業務用の高付加価値機種の販売が好調でした。
しかし、米州においては住宅向け空調で代替フロン「R410A」機の需要を十分に取り込むことができませんでした。
それでも、データセンター向けの需要が伸び、省エネルギーや運用監視などのソリューションサービスも好評を博し、全体として増収を達成しました。
今後の業績予想については、2025年3月期の連結業績予想を据え置く方針を示しています。
このように、ダイキン工業は市場の変化に対応しつつ、安定した成長を続けていることが伺えます。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/2261908730ab06a18898b0699307f731cb2542b5