中国で韓国人が反スパイ法違反で逮捕され、中国外務省は法に基づく行動であると説明。初の韓国人逮捕で、スパイ行為の定義を広げた改正法が影響。
要約すると中国で韓国人が反スパイ法違反の容疑で逮捕された事件について、中国外務省の林剣報道官が会見を開き、逮捕は法に基づくものであると強調しました。
林氏は、逮捕された韓国人に対して在中韓国大使館が連絡を取り、大使館員が職務を遂行するための便宜を提供したことも明らかにしました。
中国は法治国家であり、違法な犯罪活動を摘発しつつ、当事者の合法的権利を保障することを説明しました。
この事件は、中国の安徽省合肥市に住む50代の韓国人が昨年末に拘束され、数か月前に正式に逮捕されたもので、韓国国民が同法で逮捕されるのは初めてのケースです。
中国政府は昨年7月にスパイ行為の定義や適用範囲を広げる改正反スパイ法を施行しており、逮捕された韓国人は中国の半導体企業で働いていたとされ、半導体関連の情報を韓国に流出させた疑いが持たれています。
この事件は、国際的なスパイ活動の懸念を再燃させるものであり、両国間の緊張を高める可能性があります。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/869df44ca4ec77122f30a4498c15dac7eee41df3