オーストラリア、ヘイトクライム法改正で厳罰化

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オーストラリア議会がヘイトクライム法を改正し、ナチス式敬礼に禁錮1年の刑を設定。反ユダヤ主義への対策強化が進む。

要約するとオーストラリア議会は、反ユダヤ主義に対処するためのヘイトクライム法の改正案を可決しました。

この改正により、ヘイトシンボルの使用やテロ犯罪に対して、1年から6年の禁錮刑が科されることになります。

政府はこの改正を「オーストラリア史上、最も厳しいヘイトクライム法」と位置づけており、特にナチス式敬礼やハーケンクロイツの表示は2024年1月から禁止されます。

違反者には、これまでの最も重い禁錮1年が最低の刑となり、テロへの資金提供には最低3年、テロ行為の実行または計画には最低6年の刑が適用されます。

この法案は、最近オーストラリアで増加しているユダヤ人に対する攻撃を受けてのもので、シドニーでは爆発物が発見される事件や、保育施設が放火される事件が発生しています。

与党・労働党は、刑期の下限設定に反対してきたものの、野党の要求に屈して改正を進めたことが批判されています。

野党もこの改正を即座には歓迎しておらず、労働党が対応に遅れたと非難しています。

自由党のジェームズ・パターソン上院議員は、労働党の決断力に疑問を呈し、内相のトニー・バークは、この問題は政治的ではなく、暴力を奨励することが許されるかどうかの問題だと強調しました。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/a91530840e9e2b35484d3ad0ccca61a84e0086a4

ネットのコメント

オーストラリアのヘイトクライム法の改正に関するコメントでは、ナチス関連のシンボルや行為に対する厳しい規制が議論されていました。

特に、ハーケンクロイツの使用やナチス式敬礼の禁止が、過剰な監視社会を生む恐れがあるとの懸念が示されました。

さらに、ナチスへの言及と同時に、先住民アボリジニへの不平等な扱いや差別の問題も浮上し、シットダウンマネーが彼らに対する差別の一環であるとの意見もありました。

また、反ユダヤ主義に関するコメントでは、暴力的手段に訴えることが問題であり、単なる思想の違いではないとの指摘がありました。

日本のデモについての言及もあり、特に財務省へのデモが報道されないことへの不満が表明されていました。

全体として、法改正に対する賛否や、社会における差別の構造についての多様な意見が交わされていました。

ネットコメントを一部抜粋

  • ハーケンクロイツは元々、古代ゲルマン民族のルーン文字から採ったもので、ナチスより先にフィンランド空軍が紋章として採用していたもの。

  • ナチスもいいけどさ、先住民のアボリジニをなんとかしてやれよ。

  • 反ユダヤ主義であることではなく、暴力的手段に訴えることが問題なんですけどね。

  • 自由主義が泣くよ。

    ナチ敬礼って憎悪犯罪なの?

  • ほんと白人様のアンチナチズムは根が深いな。

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