GoogleがChromebook Plusに新しいAI機能を追加。文書サポートやリアルタイム翻訳など、利便性が向上し、ビデオ通話の質も改善されています。
この新機能には、アシスタント「Gemini」の統合・強化、ビデオ通話の画質や音質の向上、さらにはリアルタイム翻訳機能が含まれています。
特に注目すべきは、文書読解サポート、文書作成サポート、リアルタイム翻訳、そしてビデオ通話の質の向上です。
文書読解サポートは、PDFやWebサイトの内容を要約し、さらに質問をすることも可能ですが、英語のみのサポートが現時点で提供されており、日本語版は2025年初頭のリリースが予定されています。
文書作成サポートは、簡単な指示を入力することでメールの返信や招待状の作成を支援し、英語や日本語など12言語に対応しています。
この機能は9月から提供が始まっており、すぐに利用可能です。
リアルタイム翻訳機能は、Google MeetやZoomのビデオ通話だけでなく、YouTubeやビデオファイルの音声も翻訳でき、19カ国語から100以上の言語をサポートしています。
これも10月2日から利用可能です。
さらに、ビデオ通話の質を向上させるために、ノイズキャンセリング機能や自動調整機能も導入され、10月30日から提供されます。
Chromebook Plusは、従来のChromebookに比べて処理能力やメモリ、ストレージが2倍となっており、ハードウェアの強みを生かした機能が実現されています。
また、Chromebook全体で利用できる機能も強化され、Geminiへのショートカット機能や作業の概要表示、通知制限機能などが追加されました。
さらに、ChromebookやChromebook Plusのユーザーには、Google One AIプレミアムプランの無料トライアルも提供されます。
Chromebook Plusは、Acer、ASUS、HP、レノボの4社から8製品が展開されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/f5bbb2490c178224bd084f5124b40d50620c036c