RTX社が開発した新型レーダーLTAMDSは、全周360度をカバーし、アメリカ陸軍と航空自衛隊に導入が決定。整備性も高く、最新の技術を活用した防空システムです。
このレーダーは、アメリカ陸軍による採用が決まっており、トレーラーで牽引するタイプの地上配備型防空システム用レーダーです。
LTAMDSの最大の特徴は、全周360度をカバーできる点で、従来のレーダーが持つ前方のみの探知能力を大幅に改善しています。
従来の「ペトリオット」用レーダーでは前方向けのアンテナだけしかないため、後方をカバーするためには別のレーダーが必要でしたが、LTAMDSは前方と後方の両方を同時にカバーすることが可能です。
具体的には、前方用の「プライマリーアレー」に加え、後方用の「セカンダリーアレー」を2面配置することで、側面や後方からの脅威にも迅速に対処できます。
また、LTAMDSは整備性にも優れており、故障した際にはサーキットカードを交換するだけで修理が可能です。
この設計は、デジタル空間での徹底した問題点の洗い出しを行った「DX」に基づくヴァーチャルエンジニアリングの手法によるものです。
さらに、LTAMDSは日本の航空自衛隊でも導入が決定されており、今後の防空能力の向上に寄与することが期待されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/a74681e92fa3b03d0c72339b04e0120b1fc43a27
コメントでは、新型レーダーLTAMDSの導入に対する期待や評価が多く見られました。
特に、迎撃能力の向上に関する意見が多く、自衛隊が進める電磁誘導を利用したレールガンの実用化に期待する声もありました。
これにより、日本の防衛力が強化されるとの見方が示されており、技術力の高さに対する信頼感が感じられました。
また、米国との協力がもたらすメリットについても言及されており、ペトリオットシステムの精度向上が期待されていました。
さらに、核兵器廃絶に向けた理想的なシナリオとして、完璧な迎撃システムの完成を挙げる意見もありました。
一方で、極超音速ミサイルや低空飛行ミサイルなど、新たな脅威に対する懸念も示されており、これらに対する防御能力が十分かどうかが問われていました。
導入数やタイミングについての不安も表明されており、技術の進化とともに実際の運用が追いつくことが重要視されていました。
総じて、技術革新への期待と同時に、現実的な課題に対する慎重な視点が浮き彫りになっていました。
ネットコメントを一部抜粋
コンピューター上でシミュレーションするのは今の兵器開発では常識になってますけど、これって具体的な仕様が決まってからする作業で、どういう装備体系でどういう戦い方をするか考えるのは結局人間なんですよね。
アメリカと仲良くしておく事のメリットといえる。
もしも人類の悲願で有る核兵器廃絶が実現するとしたら…
最近、極超音速ミサイルとか、低空を飛んでくるミサイルとか、脅威に感じている。
このレーダーとレーザー兵器があればかなり護れそうです。