金正恩氏が労働党幹部の接待を「特大型犯罪」と厳しく批判し、地方での取り締まりが始まるも、住民の反応は冷ややか。
要約すると北朝鮮の金正恩氏は、党中央委員会書記局で行われた会議において、幹部が飲酒接待を受けたことを「特大型犯罪事件」として強く非難しました。
彼は、こうした行為が人民の尊厳と権益を侵害するものであるとし、幹部たちを「腐り切った群れ」と表現しました。
この発言を受けて、地方では幹部接待に関する調査が始まり、食堂での接待を行う「コル房」と呼ばれる隠れ個室が摘発されています。
金正恩氏の発言は、彼が掲げてきた「不正腐敗との闘い」の一環とされますが、住民からは冷ややかな反応が寄せられています。
北朝鮮では、幹部が賄賂を受け取ることが日常的に行われており、金正恩氏の発言は過剰に感じられるとの意見もあります。
特に、南浦市や慈江道での接待問題が取り上げられ、住民の財産を侵害する行為が問題視されています。
地元の取材協力者によると、幹部接待の取り締まりが進んでおり、密かに設けられた「コル房」が摘発される事例が増えているとのことです。
このような状況に対する住民の反応は、金正恩氏の強い批判にもかかわらず、冷静であることが伺えます。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/cd703b0a03864e57d5722055ccd1faa52d23b669