米海軍の駆逐艦「USSプレブル」が、高出力レーザー兵器「ヘリオス」を用いてドローン撃墜に成功。実戦配備に向けた進展も、技術的な課題が指摘されています。
このテストは米国防総省の運用試験評価報告書に記載されており、具体的な日時や場所は公開されていないが、レーザー兵器の実戦配備に向けた重要な進展と見なされている。
ヘリオスはロッキード・マーチンが開発したシステムで、最大8キロメートル先の目標に対して60キロワットのレーザーを用いて攻撃可能で、ドローンの撃墜や小型船舶の無力化、敵の光学センサーのかく乱など多様な任務を遂行できる。
特にイージス戦闘システムと連携し、自動化された攻撃が可能で、従来の近接防空システムを代替する役割を果たす。
また、ロッキード・マーチンはさらに強化された150キロワット出力のヘリオスをアーレイ・バーク級駆逐艦に提供する契約を結んでいる。
米海軍はヘリオスに加え、オーディンという別の指向性エネルギー兵器も開発中で、すでに8隻の駆逐艦に搭載されている。
ペンタゴンは年間で約10億ドルをレーザー兵器の開発に投資しているが、米会計検査院は実戦配備には困難があると警告している。
レーザー兵器は一度に一つの標的しか攻撃できず、気象条件や照準時間の制約があるため、まだ実戦運用には至っていないと指摘されている。
米海軍艦隊総軍のダリル・カードル司令官も、レーザー兵器の開発が遅れていることを懸念しており、再生可能エネルギーを基にしたこの技術の魅力を認めつつも、実戦での運用には課題が残ると述べている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/90a2e262734feb602055a09e875e58ff5e0bfe84