ガザ停戦合意に基づく身柄交換の進展

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ガザでの停戦合意に基づき、ハマスがイスラエル人3人を解放し、イスラエルもパレスチナ人183人を釈放。これで身柄交換は5回目となり、停戦の行方に注目が集まる。

要約すると2023年8月8日、イスラム原理主義組織ハマスは、パレスチナ自治区ガザにおけるイスラエルとの停戦合意に基づき、赤十字国際委員会(ICRC)を介してイスラエル人3人の身柄を引き渡しました。

これに対し、イスラエルも同日、合意に従い、拘束していたパレスチナ人183人を釈放しました。

この身柄交換は、1月19日の停戦発効以来、5回目の実施となります。

引き渡された3人はガザ中部デールバラハで覆面姿の戦闘員により移送され、年齢は34歳から56歳の男性です。

ハマスは、ガザに人道支援物資を搬入するためのトラックのうち8500台しか到着していないとし、イスラエルがその入域を妨害していると批判しました。

さらに、トランプ米大統領は4日に、ガザの住民を域外に移住させ、米国がその土地を所有すると発言。

これを受けてイスラエルネタニヤフ政権は、ガザから自発的に出ていくパレスチナ人を支援する計画を軍に命じ、ハマスとの緊張が高まりました。

身柄交換の継続に対する懸念も広がっています。

現在、停戦合意は6週間続く第1段階の途中であり、ロイター通信によると第2段階の工程を決める協議がカタールのドーハで始まっています。

イスラエルは近く現地に代表団を派遣する見込みであり、第2段階ではイスラエル軍のガザからの完全撤収やハマスによる人質全員の解放が目指されています。

過去4回の身柄交換では、ハマスイスラエル人13人とタイ人5人の計18人を解放し、イスラエルは終身刑を宣告された者を含む583人のパレスチナ人を釈放しています。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/205e1b7f7a37ea281a52b5d9e33beea8e515f8e0

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