オーストラリアで、栄養失調の娘を救えなかった両親に実刑判決。心配したバレエ講師の通報がきっかけで明らかに。
この事件は、当時16歳の娘がバレエ教室に通っていた際に発覚した。
娘は2021年に入院した際、体重がわずか27キロという異常な状態であり、バレエ講師が心配し、当局に通報したことがきっかけとなった。
2020年から娘の衰弱が進んでいたが、両親は診察を拒否し続けたため、実際に彼女が病院で診察を受けられたのは翌年となった。
医師からは心不全の危険があると警告され、治療が必要とされたが、両親は抵抗を続けた。
最終的に児童保護局が介入し、娘は入院を余儀なくされた。
両親は、娘の年齢を虚偽申請し、さまざまな理由を挙げて体重の異常を説明しようとした。
家庭での教育を選んでいたため、学校には通っておらず、バレエ教室が唯一の社会的接点だった。
医師は、身体的な未発達だけでなく、社会的な未熟さも指摘している。
公判では、娘の行動が17歳にしては「子どもじみている」とされ、日常生活においても母親の助けが必要だったことが明らかになった。
娘は公判で、「両親をとても愛しています」と感情を表現し、両親が刑務所に入ることを懇願した。
しかし、担当判事は両親の責任を追及し、父親に6年半、母親に5年の実刑判決を言い渡した。
この事件は、家庭内の虐待や栄養失調の問題について、社会に大きな警鐘を鳴らすものとなっている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/45de25d4e1d03d943efcdd9e1a083008392310d9
豪州で両親が実刑判決を受けたニュースに対するコメントでは、栄養失調の娘の状況や親の異常な行動について多くの意見が寄せられました。
多くのコメントは、親が娘をバレリーナにするために過度な食事制限を強いた結果、娘が深刻な栄養不足に陥ったことを問題視していました。
特に、16歳で日常生活ができないほどの状態にあったことは異常であり、親の教育方針が娘に与えた影響が懸念されていました。
また、親が娘に対して持っていた理想像が、実際には健康を損なうものであったことが指摘され、親の認知の歪みが子供にどのように影響するかについても考察されていました。
さらに、バレエの世界が持つ厳しさや、体型維持のための食事制限がもたらすリスクについても言及があり、他の親たちにも警鐘を鳴らす内容が多く見受けられました。
コメントの中には、娘が両親から離れることでその異常性に気づくことを願う声もあり、今後の娘の健康と幸せを願う意見が多かったです。
ネットコメントを一部抜粋
見た目だけバレリーナにしたかったってだけなんだろうね。
16才で歯磨きもトイレも自分で出来ないなんて、あまりに異常なこと。
親が世界の全てになってしまうから、社会から隔離されてしまうのはホームスクーリングの怖さでもある。
子供は他の生活を知らないから両親に縋るのは当然のこと。
完全に毒親。
栄養バランスが良い食事はもちろん自分の事は出来るようにしないと。