GMOが新たに無料のネットセキュリティ診断サービスを開始。パスワード漏洩やWebサイトリスクを簡単に確認できる機能を提供し、サイバーセキュリティ事業を強化する意向を示しています。
この新サービスでは、パスワード漏洩やWebサイトリスクの診断を終日無料で提供します。
GMOの代表取締役である熊谷正寿氏は、サイバー攻撃やサイバー犯罪の増加を背景に、インターネット空間をより安全にするための新プロジェクト「ネットのセキュリティもGMO」を立ち上げたことを説明しました。
具体的には、ユーザーは専用サイトにアクセスし、自身のメールアドレスやWebサイトのURLを入力することで、セキュリティリスクを簡単に確認できる仕組みです。
パスワード漏洩診断では、入力したメールアドレス宛に送信されるURLをクリックすることで、パスワードが漏洩した可能性のあるサイトを確認できます。
また、Webサイト診断では、対象のURLを入力するだけで、脆弱性やクラウド利用、なりすまし、盗聴といった4つのリスク項目をまとめて診断できます。
さらに、AIチャットボットを利用したセキュリティ相談機能も提供されており、ユーザーが入力した質問に対してAIが適切な回答を提供します。
GMOは2003年から段階的にセキュリティ事業を拡大しており、現在ではグループ全体で1100人がセキュリティに従事しています。
熊谷氏は、今後このサイバーセキュリティ事業をグループの重要な柱とする意向を示し、無料の診断サービスを通じて得た情報をもとに、有償での支援や継続的な契約によるビジネスモデルの構築を考えていると述べました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/6ff9adf6e4503afde3421fe2cb4f907e44236680