イスラエルとハマスの停戦協議が進展。第2段階では完全撤収と人質解放を目指す。
要約するとイスラエル政府の報道官は、イスラム原理主義組織ハマスとの間で発効したパレスチナ自治区ガザの停戦について、代表団がカタールのドーハに到着したことを発表しました。
この訪問は停戦の第2段階に関する協議が本格化する可能性を示唆しています。
停戦は1月19日に発効して以来、双方による人質の身柄交換がこれまでに5回行われており、現在は第1段階が6週間続いています。
第2段階では、イスラエル軍のガザからの完全撤収やハマスによる人質全員の解放が求められ、停戦の恒久化を目指すことになります。
ドーハでの協議では、第2段階の詳細な工程が決定される見込みです。
さらに、イスラエル軍は9日にガザを南北に分ける軍事区域「ネツァリム回廊」から撤収しました。
この回廊は全長約6キロで、イスラエルとの境界と地中海岸を結ぶ重要な区域です。
北部では、イスラエル軍の激しい攻撃と物資の遮断により人道危機が深刻化しており、ロイター通信によれば、イスラエル軍の撤収に伴いハマス傘下の治安維持部隊が回廊周辺に展開しました。
また、停戦下のガザでは、軍部隊の発砲により中部や北部で計4人が死亡したとの報告もあります。
停戦協議の行方が注目される中、地域の人道状況は依然として厳しいものとなっています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/cad19d4e00d2e676b8a900a012135d2579727adb