中国製AI「ディープシーク」がキムチ発祥地に関する質問で言語によって異なる回答をし、韓国で物議を醸しています。韓国政府は使用禁止を発表し、利用者数が急減しています。
要約すると中国の生成AI「ディープシーク」が、キムチの発祥地に関する質問に対して言語によって異なる回答を示し、物議を醸しています。
具体的には、中国語で「キムチの発祥地はどこか」と尋ねると「中国」と回答し、韓国語で同じ質問をすると「韓国」と答えたのです。
この事例は、韓国国家情報院が「東北工程」などの歴史的な問題に関連する質問でも言語によって回答が異なることを指摘しており、AIが中国政府の統制下で情報を歪曲する可能性があることを示唆しています。
特に、ディープシークが個人情報を中国の国営通信会社チャイナ・モバイルに転送しているという懸念も広がっています。
このため、韓国政府や企業はディープシークの使用禁止を相次いで発表し、アプリの一日使用者数は急減しました。
先月28日には19万人を超えた利用者が、今月4日には7万人台にまで落ち込みました。
また、新規インストールも大幅に減少しています。
韓国の個人情報保護委員会は、今後生成AIの使用に関するガイドラインを発表する予定です。
このような動きは、AI技術の発展とともに、情報の正確性や倫理についての重要な議論を引き起こしています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/e5b17236090c8454d247881c3c6fc7ce0caa23ad