韓国の延世大が詩人尹東柱の没後80年を記念し、14日に追悼式を開催。音楽や詩の朗読、特別展などを通じて彼の人生と文学を振り返る。
要約すると韓国の延世大学は、国民的詩人尹東柱（ユン・ドンジュ）とそのいとこで独立運動家の宋夢奎（ソン・モンギュ）の没後80年を記念し、14日に追悼式を開催することを発表しました。
この追悼式は、午前11時から新村キャンパスのルースチャペルで行われ、教授や同窓生が参加し、音楽の演奏や詩の朗読が行われる予定です。
また、尹東柱の人生や文学、そして独立運動の歴史を振り返るための演劇や特別展、フォーラムなどの行事も併せて開催されます。
尹東柱は日本の植民地時代に北間島で生まれ、延世大学の前身である延禧専門学校に通った後、1942年に日本に渡り、立教大学や同志社大学で学びました。
しかし、彼は同志社大学在学中にハングルで詩を作ったとして治安維持法違反で逮捕され、1944年に懲役2年の刑が確定しました。
最終的に、彼は1945年2月16日に福岡刑務所で獄死しました。
尹東柱の詩は、彼の独自の視点と感受性を反映したもので、韓国文学において重要な位置を占めています。
今回の追悼式は、尹東柱の業績を再評価し、彼の文学と独立運動への貢献を広く知らしめる機会となるでしょう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/a1f09be3eeecfdca2363e548c4d82f9bfc2f1e32