韓国の李在明代表が国会演説で「回復と成長」を強調し、週休3日制などの政策を提案。国民生活の改善に焦点を当てた実用主義を展開し、憲政の守護を訴えました。
要約すると韓国の革新系最大野党「共に民主党」の李在明代表は10日、国会での演説において「回復と成長」がより良い未来のために必要不可欠であると強調しました。
李氏は「基本社会のための回復と成長委員会」を設置し、党のリソースを総動員する意向を示しました。
彼は成長の機会と結果を公平に分かち合う「公正成長」を提唱し、進歩的および保守的な政策に関しても、国民生活の改善に寄与するものであれば受け入れる姿勢を示しました。
この実用主義的アプローチは、中道層をターゲットにしたものと見られています。
さらに、李氏は政府に対して30兆ウォン(約3兆1300億円)の補正予算を編成するよう求め、喫緊の課題として労働問題を挙げました。
AIや先端技術による生産性向上を労働時間短縮に結びつける必要性を訴え、労働時間の延長や搾取では国際競争に勝てないと警告しました。
彼は「週4日勤務国家」への移行を提案し、労働時間を減らすことの重要性を強調しました。
また、最近の政局の混乱に対しては「憲政守護連帯」を結成し、憲政を破壊する勢力と戦う姿勢を表明しました。
さらに、国民が投票で国会議員を罷免できる「国民召還制」の導入を提案し、民主主義の強化を目指しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/583e57dd0ff9f88c3b858642bd8b756b25919098