韓国が国境を越えた暗号資産取引の規制を強化し、企業に事前登録と取引報告を義務付ける方針を示しました。
要約すると韓国の崔相穆副首相は、G20会議において国境を越えた暗号資産取引に対する規制強化の方針を示しました。
韓国メディア「イーデイリー」によると、来年内に施行予定のこの規制では、暗号資産取引を行う企業は当局に事前登録し、毎月取引の詳細を韓国銀行に報告することが義務付けられます。
これにより、脱税や為替差益の悪用を防ぐための事前モニタリングが強化され、報告された情報は国税庁や関税庁、金融当局と共有される予定です。
新たに設けられる「外国為替取引法」では、暗号資産を外国為替や資本取引とは異なる「第3の類型」として定義し、業者に対する規制も強化されます。
国内取引所でのステーブルコインの取引が増加している中、今年はすでに3,000億ウォンを超える取引が行われており、暗号資産関連の犯罪収益も増加しています。
関税庁によると、2020年から今年7月までに摘発された外国為替犯罪の中で、暗号資産関連のものが81.3%を占めており、9兆ウォンに達しています。
新しい規制は2025年前半に法改正が完了し、後半には報告・監視システムが正式に運用される見込みです。
このような規制強化は、韓国の暗号資産市場の健全性を保つための重要なステップとされています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/3ed3ebd632daa09775a659685ab4c23c0b136e7d