中国がスパイ容疑で韓国人を逮捕。改正反スパイ法施行後初のケースで、国家安全強化の一環とされる。
要約すると中国の外務省は29日、韓国人男性がスパイ容疑で逮捕されたことを発表しました。
これは、昨年7月に施行された改正反スパイ法に基づく初の逮捕事例であり、韓国メディアによると、逮捕されたのは安徽省合肥市に住む50代の男性です。
この男性は、韓国の電機大手サムスン電子で長年勤務した後、中国の半導体関連企業に転職し、そこで得た情報を韓国側に流出させた疑いが持たれています。
中国政府は、国家安全を重視する習近平政権のもと、外国人に対する監視を強化しており、昨年3月にはアステラス製薬に勤務する日本人男性も拘束されています。
林剣副報道局長は、逮捕に関して在中国の韓国大使館に領事通報を行ったことを明らかにし、「中国は法治国家であり、違法な犯罪活動は法に従って処罰される」と強調しました。
この事件は、中国が外国人に対する監視体制を一層強化していることを示すものであり、国際的な緊張を引き起こす可能性があります。
また、韓国メディアは、この逮捕が両国間の関係にどのような影響を及ぼすかについても懸念を示しています。
スパイ容疑での逮捕が初めてということは、中国が外国人に対する姿勢を変えていることを意味しており、今後の展開が注目されます。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/2e0c9e00e4f120e6c69aca918483aeda21ba7c47