LINEみらい財団と常葉大学が中高生向けのSNS誹謗中傷対策教材を開発。情報リテラシー向上を目指す。
要約するとLINEみらい財団と常葉大学は、2023年2月10日に中学・高校生向けの情報モラル教材『ネットの書き込みに対する上手なリスクの見積もり方』を発表しました。
この教材は、2月11日の「セーファーインターネットデー」に合わせて共同開発され、情報発信に伴うリスクや悪質なSNS投稿への対応を学ぶことができる内容となっています。
特に、シチュエーション別のケーススタディを通じて、子どもたちが自ら考え、行動する力を養うことを目的としています。
教材は授業用スライド、生徒用ワークシート、講師用ガイドブックの3点セットで構成され、授業時間は約50分を想定しています。
道徳、国語、社会、技術・家庭、情報、総合的な学習の時間など、さまざまな教科で活用できるよう配慮されています。
さらに、この教材はLINEみらい財団の公式サイトから無料でダウンロード可能で、18都県82市区町村の教育機関が利用する「GIGAワークブック2026年度版」にも掲載される予定です。
また、2023年4月からは中学校と高校を対象としたオンライン授業も開始され、講演依頼についても同財団の公式サイトから申し込むことができます。
この取り組みは、若者が誹謗中傷の加害者や被害者にならないよう、情報リテラシーを高める重要な一歩とされています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/85037bcfd1817aba36f1c4ff810957455c0c6c08