北朝鮮の咸北道会寧市で白昼の組織的強盗が多発。若者がグループで犯行を行い、治安が悪化している。経済苦境が背景にあり、当局は監視を強化している。
要約すると2023年1月以降、北朝鮮の咸北道会寧市で白昼の強盗事件が相次いで発生しており、特に若者による組織的な犯行が多く報告されている。
この地域では、5~7人のグループが役割分担をして強盗を行い、当局の取り締まりが効果を上げていない状況が続いている。
これらの事件は、経済的な苦境が背景にあり、パンデミック後も厳しい状況が続いていることが影響していると見られている。
取材協力者によると、1月12日には個人宅が強盗に入られ、家電製品がすべて持ち去られる事件が発生。
監視カメラで確認された犯行グループには女性も含まれていたが、未だに犯人は捕まっていない。
また、1月16日には通り沿いの売店で、刃物を持った男女が店主を脅して金銭を奪う事件が発生し、こちらも犯人は逃走した。
最近の犯罪は組織化が進んでおり、覆面をかぶった若者たちが複数人で行動するため、警察の検挙が難しくなっている。
治安の悪化を受け、当局は犯罪歴のある若者を重点的に調査し、地域の人民班長と連携して監視を強化している。
特に、夜間の外出が問題視されており、マークされた人物は通報される可能性が高い。
こうした状況から、会寧市の住民は日常生活において不安を抱えており、治安の改善が急務となっている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/24862537654b1ad1977dc7b88538f827bd362388