日野自動車が中間決算で2195億円の赤字を発表。エンジン認証不正による特別損失が主因で、通期では2200億円の赤字予想。一方、営業利益は240億円と増加。
要約すると日野自動車は2023年4月から9月までの中間決算で、最終的に2195億円の赤字を計上したことを発表しました。
この赤字の主要な要因は、北米向けエンジンの認証不正問題に関連する特別損失として2300億円を計上したことです。
具体的には、アメリカ当局との和解に伴う費用や、カナダでの訴訟における和解金が含まれています。
日野自動車は、今後の当局との交渉によって追加の損失が発生する可能性があることも示唆しています。
この影響により、2024年3月までの通期見通しでも2200億円の赤字が見込まれています。
しかし、一方で本業の営業利益は円安の影響などにより240億円となり、前年同期比で3倍以上の増加を記録しました。
これに伴い、通期の営業利益見通しも100億円上方修正され、300億円となりました。
日野自動車は今後の経営改善に向けた取り組みが求められる状況です。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/2cb16e6bf35fa6decd76b8bba908d646446ca8f6